酒母
前回の手順で首尾良く出来上がった「麹」はタンクに移され、「蒸し米」、
「酵母」、「水」と一緒にされ攪拌されます。
この時、新潟の手造りの蔵元では4・500リットル位の小さめのタンクを用
います。
大きさの見当がつかないと思いますが、大人2人が手を伸ばせば届く位の太さ
です。
タンクに沢山入れると発酵の際に泡が発生してこぼれるので、500リットル
タンクには半分ちょっと(約300リットル)しか入れません。
なぜ小さいタンクを用いるかというと、あまり欲張って大きいタンクを使いま
すと攪拌しきれない部分ができて温度差が生じムラが出やすいからです。
(大量生産している某大手メーカーは、どうしてもコスト的に手間がかからな
いように大きいタンクを使用していると思います)
こうして「蒸し米」、「酵母」、「水」はタンクの中で攪拌され2週間から
1ヶ月かかって「酒母」となります。
この時「櫂棒」を使って攪拌します。
ハチマキをしてハッピを着た蔵人が、歌を歌いながらかき混ぜる「アレ」で
す。
写真か映像を一度はご覧になっているのでは・・・
良いお酒を造るには酒母の中に元気のよい優良酵母が大量に培養されていて、
雑菌(野生酵母、バクテリアなど)がないことが良いとされています。
健康で健全な母からは、丈夫な子供が生まれやすいって感じでしょうか!?